モンゴメリー市、犯罪率が大幅減少！ドローン技術が貢献か？
アラバマ州モンゴメリー市で、犯罪率が劇的に低下しています。ジェームズ・グラボイズ警察署長は金曜日の記者会見で、過去30日間の公共の安全に関する進展について詳細を発表しました。
グラボイズ署長は、強盗が前年比で40％減少し、凶悪犯罪も前年比で26％以上減少していることを誇らしげに報告しました。これは、モンゴメリー市警察（MPD）の積極的な取り組みと、最新技術の導入によるものと考えられます。
ドローン技術の活用
特に注目すべきは、MPDが導入した最新のドローン技術です。今月行われた55件の重罪逮捕の多くで、ドローンが警察活動を支援しました。ドローンのカメラは非常に高性能で、数千フィート上空から車のナンバープレートを読み取ったり、赤外線シグネチャを読み取ったり、警察が現場に到着する前に状況を把握したりすることができます。これにより、警察は事前に危険度を評価し、より安全かつ効率的に対応することが可能になりました。
グラボイズ署長は、「誰かを追いかけている場合、文字通りドローンを使って、その人がどこに逃げても追跡することができます。ドローンは車が行けない場所にも行くことができます。ドローンのオペレーターが、『容疑者は角を曲がった』とか、『容疑者はどこにいる』とかをリアルタイムで伝えるので、警察官は容疑者がどこに隠れようとしているかを知り、捕まえることができるのです」と説明しました。
現在、MPDは4機のドローンを所有しており、将来的にはさらに多くの、異なる機能を持つドローンを購入したいと考えています。
少年犯罪への懸念
グラボイズ署長は、過去30日間で55件の重罪逮捕があったことを報告しましたが、そのうち8件が少年によるものであることを懸念しています。彼は、親や保護者に対し、子供たちがトラブルに巻き込まれないように、子供たちの生活に関与するように呼びかけています。
「親は、子供たちがどこにいるのか、誰と時間を過ごしているのか、インターネットで何をしているのかを知るべきです。子供たちがどのような活動をしているのかを知ってください。真夜中に出かけてトラブルに巻き込まれていないか？悪い仲間とつるんでいないか？」と彼は訴えました。
車両への銃器放置の禁止
また、グラボイズ署長は、車に銃器を放置しないように人々に強く促しています。犯罪者が車に侵入して銃器を盗む可能性があるからです。
モンゴメリー市の治安改善への取り組みは、今後も注目されます。