多田修平が休養宣言!陸上界に衝撃?今後の展望は?

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陸上男子100メートルで東京五輪代表の多田修平選手(29歳、住友電工)が休養を宣言し、陸上界に波紋を広げています。20日に神奈川・日産スタジアムで行われたトワイライト・ゲームスに出場し、10秒32(向かい風0・3メートル)で全体8位に終わったことがきっかけとなりました。

疲労と練習不足を告白

試合後、多田選手は「疲労がたまっていた。でも、連戦の人もタイムは出しているので(昨季の右ふくらはぎの)ケガで響いた練習不足がこの連戦に響いてると思う」と語り、疲労と怪我による練習不足が原因だと分析しました。世界選手権(9月、東京・国立競技場)の参加標準記録(10秒00)にも届かず、「いったん休憩して、前を向ける日が来るまで少し休憩しようと思う」と明言しました。

過去の輝かしい実績

多田選手は2017年には追い風参考ながら日本国内の大会で初の9秒台(9秒94)を記録し、リレーでも17年と19年の世界選手権で銅メダルを獲得に貢献するなど、日本の陸上界を牽引してきました。

若手選手の台頭とベテラン勢の刺激

若手選手の台頭については「もちろんレベルが上がってうれしい部分もあるが、やはりどうしても悔しい気持ち9割というのが正直なところ」と複雑な心境を吐露。しかし、「〝僕ら世代〟というか、2017年に初めて代表になって、(当時の)その先輩たちもすごい頑張っている。山縣(亮太)さんも10秒0台まで戻していらっしゃるので、本当にうれしい。やっぱり自分も頑張りたいなって気持ちになるので、それがすごい励みになる」とベテラン勢の活躍にも刺激を受けていることを明かしました。

今後の展望

今後の見通しについては「前向きになれたらまた練習を再開して、2年後にまた北京(世界選手権)があるので、そこに向けて。いったん疲れたので休んで、ちょっとリフレッシュしつつ、また再開できればいい」と語りました。多田選手の今後の活躍に期待しましょう。

トワイライト・ゲームスの結果

トワイライト・ゲームスでは、小池祐貴選手が10秒15で男子100mを制しましたが、世界選手権の個人代表入りは逃しました。女子棒高跳びでは小林美月選手が優勝しました。大会では数々の大会新記録が生まれるなど、盛り上がりを見せました。

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