ダノンデサイル、インターナショナルSで5着!日本馬初の快挙ならず!
ダノンデサイル、英国インターナショナルステークスで5着
8月20日、イギリスのヨーク競馬場で行われた第54回インターナショナルステークス(G1、芝2050メートル)に、日本から参戦したダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎)が出走しました。鞍上は戸崎圭太騎手。結果は、惜しくも5着に終わりました。日本馬初のインターナショナルステークス制覇は、またしても叶いませんでした。
レースでは、バーキャッスルが大きく逃げる展開。ダノンデサイルは2番手を追走しましたが、最後の直線で伸びを欠き、5着に敗れました。優勝は、英国馬のオンブズマンでした。
ダノンデサイルは、昨年の日本ダービーを横山典弘騎手とのコンビで制覇。今年4月には、ドバイシーマクラシック(G1)で海外G1初制覇を果たし、その際の英語でのインタビューでの「ベリーベリーホース」発言も話題となりました。
安田翔伍調教師は、「ちょっと特異なレースになって、リラックスするところがなかったところがありました。ラビットを用意してきた陣営があったのですが、この結果をしっかり受け止めて今後に生かしていきたいと思います。」とコメントしています。
今後の動向に注目
英国遠征前、安田調教師は秋は国内に専念する方針を示唆していました。今後のダノンデサイルの路線に注目が集まります。
- 05年ゼンノロブロイ(2着)
- 19年シュヴァルグラン(8着)
- 24年ドゥレッツァ(5着)
過去にも日本馬がインターナショナルステークスに挑戦していますが、勝利には届いていません。ダノンデサイルの挑戦も、新たな歴史を刻むことはできませんでした。