大の里、地元石川で初の横綱土俵入り!復興への願いを込めて
大相撲の横綱・大の里関が、地元石川県で行われた夏巡業「金沢場所」で、横綱として初めて土俵入りを披露しました。会場には約4600人の観客が詰めかけ、大歓声に包まれました。
故郷への凱旋、そして復興への祈り
大の里関は津幡町出身。今回の巡業は、横綱昇進後初めての地元凱旋となりました。土俵入りでは、能登半島地震からの復興への思いを込め、力強い四股を踏みました。観客からは「体が大きく見え、貫禄があった」「元気をもらえた」といった声が聞かれました。
父が勤める会社からの贈り物
この日、大の里関が締めた化粧まわしは、父親の中村知幸さんが勤める北陸貨物運輸から贈られたもの。太陽をモチーフにしたデザインで、力強い大の里関の姿を象徴しています。贈呈式はトラックの荷台をステージにして行われ、多くの人が集まりました。
秋場所への決意
稽古では幕内・豪ノ山との三番稽古で6勝1敗と好調。秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)に向けて、「この応援を力に、来場所でいい成績を残したい」と意気込みを語りました。地元石川の期待を背負い、横綱として初の賜杯を目指します。
関連情報
- 大の里関の土俵入り
- 化粧まわしのデザイン
- 秋場所への展望