鳩山元首相、中国戦勝記念行事へ!長男・紀一郎議員が反対のワケ
中国政府が9月3日に北京で開催する抗日戦争勝利80周年記念行事に、鳩山由紀夫元首相が出席することが発表されました。このニュースに対し、鳩山元首相の長男であり、国民民主党の衆議院議員である鳩山紀一郎氏が、自身のX(旧ツイッター)で父の出席取りやめを要請したことを明らかにしました。
紀一郎議員の訴え
紀一郎議員は「父には出席の取りやめを要請しました」と述べ、その理由について次のように説明しています。「日本国民にとって最も大切なことは、戦争の悲劇を二度と繰り返さないために、歴史から学ぶべきことはしっかり学びつつ、抑止を中心に、常に最大限の戦略的な準備を行うことです。その観点で、日本の元首相が中国政府の戦勝記念行事に出席する必要はありません」。
政府の対応
日本政府は今回の記念行事に代表を派遣しない方針です。石破茂首相や金杉憲治駐中国大使も出席を見送る予定となっています。
過去の事例
2015年の戦後70周年記念行事には、村山富市元首相が訪中しましたが、体調不良のため病院で診察を受ける事態となりました。
鳩山由紀夫元首相と中国
鳩山由紀夫元首相は、過去にも中国を訪問し、様々なイベントに参加しており、中国からは「親中派」と見なされています。今回の出席発表は、日本国内で様々な議論を呼んでいます。
今後の動向
鳩山元首相が最終的にどのような判断を下すのか、注目が集まっています。紀一郎議員の説得が功を奏するのか、あるいは元首相としての信念を貫くのか、今後の動向から目が離せません。