小林史明環境副大臣、総裁選前倒しを表明!政局緊迫の舞台裏

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自民党内で総裁選の前倒しを求める動きが活発化する中、小林史明環境副大臣が29日、自身のX(旧ツイッター)を通じて、総裁選の前倒しに賛成する意向を表明しました。必要であれば副大臣を辞任してでも手続きを進めたいという強い決意を示しています。

閣内からも“反旗”続々

小林副大臣は、以前から総裁選の早期実施を主張していましたが、副大臣という立場から公に意思を示すことを控えていました。しかし、総裁選賛成議員の氏名公表が決定されたため、今回の表明に至ったとのことです。

組織の自己修正能力を問う

小林副大臣は、参院選などでの敗北に触れ、「組織の失敗にリーダーが責任を取らないことは、組織の自己修正能力が機能不全に陥っていることを内外に示してしまう」と指摘。選挙敗北の結果責任を明確にすることで、組織の健全性や自浄作用を証明する必要があると主張しています。

また、総裁選前倒しは「現職の総裁も出馬が可能であり、引きずり下ろすということではない」と説明し、開かれた総裁選を通じて、政策や組織運営のあり方を議論し、競い、高め合う中で選ばれたリーダーのもと、自民党が再び国民の支持を得て目標を達成できる組織へ変わるために必要だと強調しています。

神田潤一法務政務官も賛同

同様に、神田潤一法務政務官も総裁選の前倒しに賛成する意向を示しており、政府内でも賛同の動きが広がっています。党内では「同調者が続く展開が起こり得る」との見方も出ており、今後の政局に大きな影響を与える可能性があります。

石破茂内閣への影響は?

これらの動きに対し、石破茂内閣(党総裁)側は神経をとがらせています。総裁選の前倒しが実現した場合、石破首相の政権運営にどのような影響が出るのか、注目が集まっています。

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  • 岸田文雄前首相は前倒し総裁選への出馬を否定

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