東海道新幹線「こだま」発煙トラブル!原因判明、緊急対策へ!
東海道新幹線「こだま」で発生した発煙トラブルを受け、JR東海は原因となった機器の交換を急ぐと発表しました。一体何が起きたのでしょうか?
「こだま764号」で何が?
8月15日、東海道新幹線「こだま764号」が岐阜羽島駅に停車した際、車両の下から煙が出るというトラブルが発生しました。原因は、モーターの出力を制御する装置内部にある「パワーユニット」と「遮断器」という2つの機器の故障が重なったことでした。
JR東海の対応
この事態を受け、JR東海の丹羽俊介社長は、「お客様にご心配とご迷惑をおかけしました」と謝罪。同様の機器24台を今月末までに交換する方針を示しました。また、当面の対策として、機器に異常が発生した場合、運転士の操作で電流が流れないようにするとしています。
国土交通相も再発防止を指示
東海道・東北新幹線で故障が相次いでいることを受け、中野洋昌国土交通相はJR各社に対し、早急な再発防止策を指示しました。安全な運行への懸念が高まっています。
今後の対策は?
JR東海は、機器の製造メーカーとともに原因を詳しく調査し、調査結果を踏まえて再発防止策を講じるとしています。新幹線の安全運行に向けた取り組みが求められます。
関連情報
- 上越新幹線では、乗客のモバイルバッテリーが発煙するトラブルも発生。
- 過去には、JR山陽線で貨物列車の脱線事故も発生しており、鉄道の安全対策が重要視されています。