大関友久、MLBスカウトを魅了！ソフトバンク快勝でマジック点灯へ?
ソフトバンクホークスの大関友久投手が、オリックス戦で6回1失点の好投を見せ、チームを7-1の快勝に導きました。この勝利でソフトバンクは2連勝となり、4カードぶりの勝ち越しを決めました。2位の日本ハムとのゲーム差は「2」に広がり、早ければ明日にも優勝マジックが点灯する可能性があります。
大関友久、メジャーの視線を浴びる
育成出身6年目の大関投手は、今や堂々の最多勝争いを演じています。この日の勝利で12勝目を挙げ、リーグハーラートップの日本ハム・伊藤投手に再び1勝差に迫りました。序盤は走者を背負う苦しい投球もありましたが、要所を締め、試合の鍵を握る先取点を許しませんでした。前回の登板では約3か月半ぶりに黒星を喫しましたが、連敗しないあたりに、防御率1.59を誇る左腕の安定感が光ります。
試合後、ヒーローインタビューに立った大関投手は晴れやかな表情で、「家族と親戚、友人が来てくれていたので、みんなの前でいい投球ができてよかった」と語りました。勝負の9月、チームを意義ある連勝スタートに導いた左腕は、いつになく充実感に満ちていました。
さらに、この試合にはMLB球団の駐米スカウトが視察に訪れていました。大関投手は一昨年オフに将来的なメジャー挑戦の意思を表明しており、その実力は着実にメジャーのスカウトたちの目に留まり始めているようです。
小久保監督も手応え
小久保裕紀監督は試合後、「久しぶりのビッグイニングで、しかも（試合の）前半だったので。きょうは比較的、楽に試合を見ることができました」とコメント。大関投手については、「ちょっと途中でスピードが落ちていたのが気にはなりましたけど。それでも彼らしく低めに集めながらやっていましたので。ホームラン１本だけで抑えてくれたので。ゲームを作ってくれましたね」と評価しました。
王会長の期待
王貞治球団会長は快勝を喜びつつも、「あとは山川だな。彼が本来の姿を取り戻してくれないとね」と、不振の山川穂高選手への期待を口にしました。
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