緊急警告!アニサキス食中毒が急増中!アナウンサーも体験!対策は?
アニサキス食中毒、札幌で10年で10倍に増加!
近年、魚介類に寄生するアニサキスによる食中毒が全国的に増加傾向にあります。特に札幌市では、報告件数が過去10年間で約10倍に増加しているという驚くべきデータが報告されています。アニサキスは、サバ、ヒラメ、イカなどの魚介類に寄生し、生きたまま人間の体内に入ると、激しい腹痛や嘔吐を引き起こす原因となります。
アナウンサーも体験!「腹部をぎゅっとつかまれたような痛み」
人気情報番組「みんテレ」のフィールドキャスターである八木隆太郎アナウンサーも、アニサキス食中毒を経験した一人です。八木アナウンサーは、「腹部をぎゅっとつかまれたような痛みで目が覚めた。脂汗をかくような感じの痛さ」と、その時の苦しみを語っています。原因は、飲食店での会食で食べた白身魚の刺し身である可能性が高いとのことです。
アニサキス食中毒の症状と原因
アニサキスは、長さ2~3cm、幅0.5~1mmほどの寄生虫で、生きたまま人間の胃や腸の粘膜に刺さると、激しい腹痛、嘔吐、吐き気などの症状を引き起こします。多くの場合、食後数時間以内に症状が現れます。主な原因となる食品は、生の魚介類、特にサバ、アジ、イカ、ヒラメ、サケなどです。
アニサキス食中毒を防ぐには?
- 魚介類は新鮮なものを選び、中心部まで十分に加熱する(60℃で1分以上)。
- 生で食べる場合は、-20℃以下で24時間以上冷凍する。
- 魚を購入する際は、内臓を早めに除去する。
- 調理する際は、魚の身をよく観察し、アニサキスがいないか確認する。
- 刺し身などを食べる際は、よく噛んで食べる。
もしアニサキス食中毒になったら?
アニサキス食中毒が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください。胃カメラでアニサキスを摘出することで、症状は改善されます。自己判断で市販薬を服用せず、必ず医師の指示に従ってください。
アニサキス食中毒は、適切な予防策を講じることで防ぐことができます。魚介類を安全に美味しく食べるために、上記の対策を参考にしてください。