速報!ブラザー、カラオケ事業から撤退!JOYSOUNDの未来は?
衝撃的なニュースが飛び込んできました。ブラザー工業がカラオケ店舗事業から撤退することを発表しました。グループ会社であるスタンダードの全事業を、カラオケチェーン「まねきねこ」を展開するコシダカホールディングス(HD)に35億円で譲渡するというのです。
JOYSOUNDは今後どうなる?
ブラザーは、カラオケ店舗運営からは撤退しますが、子会社のエクシングが手掛けるカラオケシステム「JOYSOUND(ジョイサウンド)」の開発や製造には引き続き注力するとのことです。カラオケ機器メーカーとしての地位は維持し、技術革新に力を入れていく姿勢を示しています。
コシダカHDによる事業承継
コシダカHDのグループ会社が11月1日付でスタンダードを吸収分割で承継する予定です。これにより、「まねきねこ」は店舗数をさらに拡大し、カラオケ業界でのシェアを拡大していくことが予想されます。
背景にあるのは事業ポートフォリオ変革
ブラザーグループは、中期戦略「CS B2027」において、事業ポートフォリオ変革を加速させることで、利益創出力を高めていくことを目指しています。カラオケ事業は「収益性改革事業」と位置づけられ、収益構造の見直しが進められていました。今回の事業譲渡は、その一環として決定されたものです。
カラオケ業界の勢力図が大きく変わる今回のニュース。今後のJOYSOUNDの進化、そして「まねきねこ」のさらなる躍進から目が離せません。