スラムダンク聖地が大混乱!? 鎌倉市が緊急対策!撮影エリア設置の真相
鎌倉市の鎌倉高校前駅近くの踏切が、人気アニメ「スラムダンク」の聖地として、国内外からの観光客で大混雑しています。しかし、その人気ゆえに、周辺住民への迷惑行為や事故が多発し、問題視されています。
迷惑行為続出!住民の悲鳴
観光客の増加に伴い、周辺の住宅街では、無断立ち入り、ゴミのポイ捨て、違法駐車などが後を絶ちません。8月には、白タクとみられる車両を注意した中学生が、バックしてきた車両と接触する事故も発生しました。住民からは、早急な対策を求める声が上がっています。
鎌倉市、ついに実証実験へ
事態を重く見た鎌倉市は、9月13日から16日までの4日間、踏切西側の公園に撮影エリアを設け、市職員を配置して観光客を誘導する実証実験を開始しました。この実験では、車道や歩道での撮影を防止し、ゴミ箱を設置することで、迷惑行為の抑制を目指します。
撮影エリア設置の効果は?
実験初日、撮影エリアを訪れた観光客からは、「ここから写真が撮れれば問題ない」「新しいルールができて、前より良くなっている」といった声が聞かれました。しかし、「ルールがなければ、通りの真ん中から写真を撮りたい」という声も根強く、今後の課題が浮き彫りになりました。
インバウンド急増!トイレ問題も深刻化
スラムダンク聖地以外にも、鎌倉市内ではインバウンド客の急増に伴い、トイレ問題が深刻化しています。江ノ島電鉄・鎌倉駅では、「鎌倉高校前駅にはトイレがありませんので、こちらで用をお済ませください」という異例のアナウンスが流れるほどです。鎌倉高校前駅のトイレは、設備の破壊行為が繰り返されたため、閉鎖されたとのことです。文化の違いからくるトイレの使用方法の違いも、問題の一因となっているようです。
今後の対策に期待
鎌倉市は、今回の実証実験の結果を踏まえ、観光客と住民が共存できるような、より効果的な対策を講じていくことが期待されます。スラムダンク聖地を訪れる際は、マナーを守り、地域住民への配慮を心がけましょう。
- 撮影は指定されたエリアで
- ゴミは必ずゴミ箱へ
- 周辺住民の迷惑になる行為はしない