町田ゼルビア、ACL初陣で劇的ドロー!望月が救世主となるか?
J1町田ゼルビアが、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の初戦でFCソウル(韓国)と1-1で引き分けました。町田GIONスタジアムには多くの日の丸が掲げられ、クラブの歴史的な一歩を祝福しました。
フィジカルで苦戦も、若手が躍動
町田は強靭なフィジカルとハードワークを武器としていますが、この日はFCソウルにその強みを上回られる場面が多く見られました。後半14分にはカウンターから先制点を許し、敗戦の危機に瀕しました。
しかし、チームを救ったのは若手MF望月ヘンリー海輝でした。後半35分、左サイドからの崩しからMF下田北斗が折り返したボールを、望月が右足で押し込み同点ゴールを奪いました。
望月は「なかなか落ち着く時間がなく、厳しい展開だった。チームの皆が諦めずにやり続けた結果が僕の1点につながった」とコメント。昨季にプロデビューし、日本代表にも名を連ねる望月は、町田の急成長を象徴する選手です。
黒田監督「体や球際の強さを感じた」
勝ち点1を獲得したものの、国際舞台の厳しさを味わった町田。黒田剛監督は「体や球際の強さをすごく感じた。これから全ての試合において、それが基準になっていくのだろう」と語り、チームの成長に意欲を見せました。
今後の戦いに向けて
町田はACLでFCソウルを含む強豪チームとの対戦が続きます。J1リーグとの両立も考えると、選手層の厚さとチーム全体の底上げが不可欠です。望月をはじめとする若手選手の更なる活躍に期待が高まります。
- ACLでの経験をJリーグに活かす
- アウェイ戦での戦い方が重要
- チーム全体の総合力が試される
町田ゼルビアの今後の戦いに注目しましょう!