FOMC速報！利下げ観測で市場はどう動く？最新情報と専門家分析
速報！米FRB、金融政策決定会合の結果発表間近！
アメリカのFRB（連邦準備制度理事会）が、金融政策を決定する会合を終え、日本時間18日未明にその結果を発表します。市場の注目は、トランプ大統領が繰り返し求めている利下げが実現するかどうかです。
金融市場では、FRBが雇用の減速を踏まえ、景気を下支えするために、トランプ政権下で初となる利下げに踏み切るとの観測が強まっています。特に、0.25%の利下げが有力視されています。
利下げ観測の背景
- 雇用の減速: 近年の雇用統計で、経済を支えてきた雇用の減速が鮮明になっています。
- トランプ大統領の圧力: トランプ大統領はFRBに対し、これまで繰り返し利下げを求めています。
もしFRBが利下げを決定すれば、昨年12月以来、6会合ぶりとなり、トランプ政権下では初めてとなります。
専門家の見解
飯田香織解説委員は、今回の会合について、雇用の減速が非常に重い意味を持つと指摘しています。詳細は動画解説をご覧ください。
利下げ後のリスク
一方で、アメリカの先月の消費者物価指数の上昇率は前の年の同じ月と比べて2.9％と、7か月ぶりの高い水準となっています。トランプ政権の関税措置による影響が広がっているという見方も出ています。FRBが雇用を重視して利下げを進めれば、インフレが再び加速するリスクも指摘されています。
市場の反応は？1000兆円の待機資金が動くか
FOMCの結果発表を控え、市場は様子見ムードとなっています。ダウ工業株30種平均は前日比125ドル安で終わりました。市場の関心は、FRBがフェデラルファンド（FF）金利の誘導目標を引き下げるかどうか、そして利下げ後に積み上がった資金の山が崩れるかどうかに集まっています。
今後の動向に注目が集まります。