トヨタ「ウーブン・シティ」ついに始動!未来都市の全貌が明らかに
トヨタの未来都市「ウーブン・シティ」がいよいよ本格始動!
トヨタ自動車が静岡県裾野市の工場跡地に建設を進めてきた次世代都市「ウーブン・シティ」が、ついに2023年9月25日に開業しました。街全体を巨大な実証実験場として、AI、自動運転、ロボットなど、最先端技術の実用化を目指します。
ウーブン・シティは、トヨタが「モビリティカンパニー」への変革を掲げる上で、非常に重要な役割を担っています。人やモノの移動に関するあらゆる技術やサービスを開発し、未来の都市生活を創造していくことを目指しています。
最新技術が満載!ウーブン・シティの魅力
- 多様なモビリティ:自動運転車専用レーンや、歩行者と小型電動モビリティが共存するレーンを設け、安全な交通環境を実証します。
- ロボット技術:自律型ロボットによる物流サービスやゴミ収集、カーシェアリング車両の先導など、様々な場面でロボットが活躍します。
- 異業種との連携:ダイキン工業などの大手企業も参画し、空調、住宅、教育など、自動車以外の分野でも実証実験を行います。
ウーブン・シティには、まず300人が入居し、最新技術の開発に携わります。将来的には、様々な企業や研究機関、そして一般の人々が参加し、共に未来の都市を創り上げていくことを目指しています。
トヨタのウーブン・シティは、単なる未来都市の建設にとどまらず、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となるでしょう。今後の展開から目が離せません。
「テストコースの街」で未来を切り開く
トヨタはこの都市を「テストコースの街」と位置付け、道路、住宅、店舗などを設けて様々な実証を行います。モビリティと信号機を連動させる実証や、カーシェアリングを予約すると自走するロボットがシェア用の車を先導し、指定の場所まで自動で運ぶサービスの実証が行われます。1人乗りの小型電動モビリティも公開され、安全性や乗り心地を検証していきます。