衝撃!固定電話がなくなる?NTTが2026年から銅線廃止へ!
固定電話の終焉?NTTがメタル回線を段階的に廃止
NTT東日本とNTT西日本は、固定電話サービスに使用されているメタル(銅)回線を2026年度から段階的に廃止すると発表しました。これは、100年以上にわたり日本の通信インフラを支えてきた固定電話の歴史に大きな転換点をもたらすものです。
設備の老朽化が進み、保守が困難になっていることが主な理由です。2026年度から一部地域で先行的にメタル回線の提供を終了し、2028年度頃から地域ごとのサービス終了計画を順次公表していく予定です。2035年頃までに光回線などの次世代サービスへの移行を完了することを目指しています。
基本料金の値上げも…
メタル回線を維持するための措置として、2026年4月1日から固定電話の基本料金が値上げされます。住宅用の場合、最も一般的なプランで220円の値上げとなり、月額2090円となります。企業向けなどの事務用も330円の値上げとなります。固定加入電話の値上げは約30年ぶりです。
NTTは、物価上昇や人手不足への対応、防災対策の拡充などを値上げの理由として挙げています。
光回線への移行を促進
メタル回線の廃止に伴い、代替サービスとして光回線を使った「光回線電話」が10月1日から全国で提供開始されます。これにより、光回線への移行が加速すると予想されます。
固定電話の利用者は、NTTからの案内に従って、早めに光回線への移行を検討することをおすすめします。詳細については、NTTのウェブサイトや電話で確認してください。
- NTT東日本: 0120-279-116
- NTT西日本: ウェブサイトを参照
固定電話の未来はどうなる?
今回の発表は、固定電話の利用者に大きな影響を与える可能性があります。しかし、光回線などの次世代サービスへの移行は、より高速で安定した通信環境を提供し、新たなサービスやビジネスの可能性を広げることにもつながります。固定電話の役割は変化していくかもしれませんが、通信インフラの進化は今後も続いていくでしょう。