オルツ不正会計事件:東京地検が捜査開始!株主総会で新体制へ

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AI企業オルツ、不正会計問題で東京地検が捜査

AI開発を手がけるオルツ(証券コード:非公開)の不正会計問題で、東京地検特捜部が幹部らから事情聴取を開始しました。売上高の過大計上疑惑が浮上しており、金融商品取引法違反の疑いで刑事責任追及も視野に入れています。

オルツは過去の決算で、売上高の最大9割が過大計上によるものだったと発表。東京証券取引所は上場廃止を決定し、オルツは東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。経営陣による循環取引の疑いも指摘されています。

臨時株主総会で新経営陣を選任

9月29日に開催された臨時株主総会では、不正を主導したとされる元社長ら3人の取締役が解任され、新たな経営陣が選任されました。新体制のもとで、スポンサーを探し、再建を目指す方針です。

株主からは、監査法人の監査体制や、上場に関わった証券会社、取引所の責任を問う声も上がっています。再発防止策の徹底が求められます。

元幹部が不正を告白

オルツの元副社長は、弟である元社長の暴走を止められなかったと告白。ハンコのコピーや偽造書類の提出など、不正の悪質さが明らかになっています。専門家は、不正の構造について分析しています。

今後のオルツの再建に注目

オルツは今後、子会社や事業の一部売却を行い、来月までに再生計画案を作成する予定です。新経営陣のもとで、どのように再建を進めていくのか、今後の動向が注目されます。

  • 東京地検特捜部が捜査開始
  • 臨時株主総会で新経営陣を選任
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