ラオス旅行で何が?急増する韓国人客と知られざるリスク
近年、ラオスへの旅行者が増加傾向にあります。特に韓国からの旅行者数は過去10年間で大幅に増加し、ラオス中部のバンビエンは、美しい自然と高級ホテルが楽しめるリゾート地として人気を集めています。
バンビエンのリゾート開発
かつてはバックパッカーの街として知られていたバンビエンですが、近年はリゾート開発が進み、高級ホテルやアクティビティが充実しています。石灰岩の山々に囲まれた絶景の中で、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。
増加する韓国人旅行者
韓国空港公社によると、2015年には年間207便だった韓国―ラオス間の運航数は、現在では約3倍に増えています。韓国からの旅行者増加の背景には、LCCの就航やSNSでの情報拡散などが考えられます。
知っておくべきリスク
しかし、旅行者増加の陰で、問題も発生しています。ラオスにある韓国大使館は、一部の韓国人旅行客が性売買に関与する事例が頻発しているとして警告を発しています。ラオスでは、年齢に関わらず売買春は違法であり、韓国の国家イメージを損なうだけでなく、ラオス国内の同胞社会との信頼関係を崩す行為だと非難しています。
韓国メディアによると、ラオスの首都ビエンチャンには、韓国人が関与しているとみられる売春店が少なくとも14カ所存在し、16歳の女性も働いているという情報もあります。タイなど近隣諸国で性産業の取り締まりが厳しくなったことが、ラオスでの売買春増加の一因になっている可能性も指摘されています。
安全な旅行のために
ラオスへの旅行を計画する際は、現地の法律や文化を尊重し、違法行為には絶対に関わらないようにしましょう。また、トラブルに巻き込まれないよう、十分な注意が必要です。
- 信頼できる旅行会社を選ぶ
- 現地の情報を収集する
- 危険な場所には近づかない
- 不審な人物には注意する
安全に注意して、ラオス旅行を楽しんでください。