日経平均急落！4万円割れ寸前？今後の株価はどうなる？
東京株式市場、日経平均株価が大幅反落！
1日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅に反落しました。前日比405円安の4万0081円まで下落し、節目の4万円を割り込む寸前の状況です。一体何が起こっているのでしょうか？
午前中の取引では、円相場の上昇を受けて輸出関連株が売られ、先週からの株価上昇に一服感が出ました。しかし、日銀が発表した6月の全国企業短期経済観測調査（短観）では、設備投資などで意外な良好さが見られたため、日経平均は底堅さを見せ、4万円を維持しました。
午後に売りが加速、一時500円超の下落
しかし、午後に入ると状況は一変。売り注文が急増し、日経平均株価は一時500円以上の大幅な値下がりとなりました。背景には、これまで株価が上昇していた銘柄を売る動きに加え、トランプ大統領がFRBのパウエル議長に利下げを求めたことを受けて、円相場が円高方向に推移していることがあります。これらの要因が重なり、多くの銘柄に売り注文が殺到しました。
今後の株価はどうなる？専門家の見解は？
今回の急落を受けて、今後の株価動向に注目が集まっています。専門家からは、「円高の進行や米中貿易摩擦の影響など、懸念材料は多い。しかし、日本企業の業績は底堅く、下値は限定的だろう」という意見が出ています。投資家は、今後の市場動向を注意深く見守る必要がありそうです。
- 円高の進行
- 米中貿易摩擦
- 日本企業の業績