トカラ列島で地震頻発!南海トラフとの関係は?専門家が徹底解説
トカラ列島で地震が頻発!何が起きているのか?
6月下旬から鹿児島県南部のトカラ列島で、地震が頻発しています。特に悪石島を中心に、震度1以上の地震が700回以上も発生しており、住民の方々は不安な日々を送っていることでしょう。一体、トカラ列島で何が起きているのでしょうか?
南海トラフ地震との関連性は?
東海地方にお住まいの方にとって気になるのは、南海トラフ地震との関連性ではないでしょうか。しかし、鹿児島大学の井村隆介准教授によると、今回のトカラ列島の地震と南海トラフ地震との関連性は「全くないと言っていい」とのことです。過去にもトカラ列島で大きな地震が発生しましたが、それが南海トラフ地震を引き起こしたことはありません。
専門家の見解:過去の群発地震との比較
井村准教授は、トカラ列島で地震が頻発するエリアは今回が初めてではなく、過去にも何度も群発地震が起こっていると指摘しています。今回の地震はプレート境界の地震ではなく、大陸側のプレート内部で発生しているとのことです。熊本地震や阪神淡路大震災のような、都市の直下で起こる地震とは性質が異なります。
私たちが学ぶべき教訓
今回のトカラ列島の地震から、私たちが学ぶべき教訓は何でしょうか?井村准教授は「今の科学では、(地震が)いつ起こるか分からない」と述べています。特に東海3県の方々は、南海トラフ地震への備えを常に怠らないようにすることが重要です。
7月1日には震度3の地震も発生
ウェザーニュースによると、7月1日23時03分頃、鹿児島県で最大震度3を観測する地震がありました。震源地はトカラ列島近海で、地震の規模はM4.3と推定されています。この地震による津波の心配はありませんでした。
今後の備え
トカラ列島での地震活動は、今後も注意が必要です。日頃から防災グッズの準備や避難経路の確認など、地震への備えを万全にしておきましょう。
- ハザードマップを確認
- 非常用持ち出し袋の準備
- 家具の固定