【圧巻】足立美術館展、石川県立美術館で開幕!巨匠の美に酔いしれる夏
島根県安来市の足立美術館所蔵の「横山大観と北大路魯山人~近代日本画の名品とともに~」展が、石川県立美術館で始まりました。石川県では初の開催となり、近代日本画壇を牽引した横山大観と、総合芸術家として名を馳せた北大路魯山人の作品を中心に、選りすぐりの名品92点が展示されています。
山陰が生んだ至高の「日本美」
会場には、大観が立山から望んだ富士山を描いたという幅7メートルの屏風「神州第一峰」や、石川県とゆかりの深い魯山人の「雲錦鉢」など、見ごたえのある作品がずらり。来場者は、山陰からやってきた詩情豊かな「日本美」の世界に、うっとりと浸っていました。
足立美術館は、安来市出身の実業家・足立全康氏が収集した美術品をもとに1970年に開館。大観、魯山人のコレクションに加え、広大な日本庭園が国内外から高い評価を得ています。
イベント情報
- 会期: 8月17日まで
- 会場: 石川県立美術館
- 観覧料: 一般1400円、中高生800円、小学生600円
- 毎週水曜にギャラリートーク開催
- 8月12日、19日、26日に土曜講座開催
- 8月19日以降の土日祝日は、開館時間を午前8時30分に繰り上げ
- 8月18日以降の金・土曜は、閉館時間を午後7時に延長
初日は学芸部長の講演も
初日には、足立美術館の安部則男学芸部長が講演を行います。聴講は無料ですが、北國新聞読者サービスセンターへの申し込みが必要です。
この夏、石川県立美術館で、巨匠たちの美の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。