三浦春馬さんCMの味、70年愛されたアイス店閉店へ…惜しむ声

三浦春馬さんCMの味、70年愛されたアイス店閉店へ…惜しむ声 - Imagen ilustrativa del artículo 三浦春馬さんCMの味、70年愛されたアイス店閉店へ…惜しむ声

バナナアイスで有名な小山内冷菓店が閉店

青森県弘前市で70年以上愛されてきた老舗アイス店「小山内冷菓店」が、今夏の営業をもって閉店することになりました。岩木橋のたもとに店を構え、昔懐かしいアイスキャンディーなど約20種類を提供し、夏には多くの人々が涼を求めて訪れる人気店でした。

三浦春馬さんとの繋がり

2010年には、俳優の三浦春馬さんがテレビCMの撮影で訪れ、看板商品の「バナナアイス」を作ったことで、その存在が全国に知られるようになりました。三浦春馬さんファンにとっても、聖地のような場所でした。

閉店の理由と常連客の声

3代目店主の小山内潔さんは、閉店の理由について「私の体がもうついていけなくなった。アイスは溶けるものだから、ばたばたとみんなで急いで仕事しないといけない。私がみんなに迷惑をかけることになる。それが一番かな」と語っています。

突然の閉店の知らせに、常連客からは惜しむ声が上がっています。「なくなってほしくない。誰か後を継いでくれる人がいれば、継続してほしい」「悲しい。親子でずっと食べていたから。近所なんですけれどもね。買い置きしているんですよ」といった声が聞かれました。

70年の歴史に幕

小山内冷菓店は、70年以上にわたり地域の人々に愛されてきた味でした。自分で箱を持ち込んで購入する人もいるほどで、その味を惜しむ声は後を絶ちません。長年の間、人々に涼と笑顔を届けてきた小山内冷菓店の閉店は、弘前市にとって大きな損失と言えるでしょう。

記事を共有