森永卓郎さん逝去、妻が語る真実:最後まで仕事への情熱を燃やし続けた人生

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経済アナリストとして、また個性的なキャラクターで多くの人に親しまれた森永卓郎さんが、2024年1月28日に膵臓がんで逝去されました。享年67歳でした。亡くなる直前までラジオ出演や執筆活動を続け、最後まで仕事への情熱を燃やし続けた森永さんの人生を、妻である弘子さんが初めて明かしました。

「死ぬ気なんて全くなかった」

弘子さんは、「本人は、死ぬ気なんて全くなかったと思います。最後の瞬間まで、その考えは変わらなかった」と語ります。闘病生活は1年以上に及びましたが、亡くなる10日ほど前までは、元気に仕事と趣味に励んでいたそうです。

仕事一色の生活

結婚後も、森永さんは「よき家庭人」とは言えませんでした。三井情報開発への出向が始まると、彼の生活は“仕事一色”になっていきます。弘子さんは、「子育てよりも仕事が優先だった。家にいないことが当たり前だから、たまに休みで夫が家にいると、子どもが泣くんです。『知らないおじさんがうちにいる』って」と当時を振り返ります。

メディアへの露出と戸惑い

森永さんのメディア露出が増え始めたのは、TVK(テレビ神奈川)の「たてながHAMA大国ナイト」がきっかけでした。2000年からは「ニュースステーション」(テレ朝系)に出演し、久米宏さんとの掛け合いが話題となり、一躍有名になりました。しかし、子どもたちは有名になった父に戸惑っていたそうです。

森永さんのメッセージ

森永さんは、自身の経験に基づき、人生いかに生きるべきかを説いた著書の中で、「お金の奴隷にならず、現実を直視しそれに対応しながら、やりたいことをやりなさい」と述べています。これは、多くの人がわかってはいるものの、なかなかできない、心の中で憧れる行為なのではないでしょうか。

関連書籍

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森永さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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