衝撃!有名ギターブランド「FERNANDES」破産開始、その真相とは?
老舗ギターブランド「FERNANDES」が破産開始
国産エレキギターブランドとして知られる「FERNANDES」(株式会社フェルナンデス)が、東京地方裁判所より破産手続き開始決定を受けました。長年にわたり多くのミュージシャンに愛されてきたブランドの突然のニュースは、音楽業界に衝撃を与えています。
破産の経緯
株式会社フェルナンデスは、1968年に創業し、エレキギターを中心に、ベース、アコースティックギター、周辺機器の販売、さらにはギターエンジニア養成の専門学校も運営していました。自社ブランド「FERNANDES」は、著名アーティストとのモニター契約を結ぶなど、高い知名度を誇っていました。
しかし、近年は中古市場の台頭や競争激化、ギター人口の減少などにより業績が悪化。2022年1月期には売上高が約1億6600万円まで落ち込み、赤字を計上していました。円安の影響も重なり、資金繰りが限界に達し、2024年7月に事業を停止、破産申請に至りました。
負債総額と今後の見通し
負債総額は約7億3000万円に上り、債権者は約60名。破産管財人には粟田口太郎弁護士が選任され、今後の手続きが進められます。長年親しまれてきたブランドの今後については、まだ不透明な状況です。
関係者の声
今回の破産について、関係者からは「長年培ってきたブランドがこのような形で終わってしまうのは残念だ」「ギター業界全体の厳しさを改めて感じさせられる」といった声が聞かれます。
- 著名アーティストも愛用したブランド
- ギター職人養成学校も開設
- 負債総額は約7億3000万円
株式会社フェルナンデスの破産は、日本のギター業界に大きな影響を与える出来事となりました。今後の動向に注目が集まります。