直木賞&芥川賞まもなく発表!注目の候補作と受賞の行方は?

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年に一度の文学界の祭典、第173回芥川賞・直木賞の発表が間近に迫っています。今回は、参議院選挙期間中という特別なタイミングでの選考会となり、社会情勢を反映した作品が選ばれるのか、注目が集まっています。

芥川賞候補、米出身作家の視点と新たな才能

芥川賞の候補作で特に注目されるのは、米国出身のグレゴリー・ケズナジャット氏の「トラジェクトリー」です。英会話学校の講師の視点から日本を描き、異文化の中で生きる人々の孤独や葛藤を繊細な筆致で表現しています。もし受賞となれば、英語圏出身者として初の芥川賞受賞という快挙になります。

その他の候補作も、若い世代の新しい表現や技法が光る作品が揃っており、選考委員の評価が分かれるかもしれません。

直木賞候補、社会派からエンタメまで多彩なラインナップ

直木賞の候補作には、社会派小説で知られる塩田武士氏の作品をはじめ、様々なジャンルの作品がノミネートされています。明治大学准教授の酒井信さんと文芸アイドルの西田藍さんが、各候補作の評価や受賞の展望について語り合っており、選考会の行方が気になります。

逢坂冬馬氏は2度目の候補入りで、前回の候補作も高評価を得ていましたが、今回は評価が分かれているようです。青柳碧人氏は初のノミネートで、エンターテイメント性の高い作品が評価されています。

受賞の行方は?発表は7月16日!

第173回芥川賞・直木賞の選考会は7月16日に行われ、同日中に受賞作が発表されます。どの作品が選ばれるのか、文学ファンならずとも注目したいところです。今後の文学界を担う新たな才能の誕生に期待しましょう。

  • 芥川賞:グレゴリー・ケズナジャット「トラジェクトリー」
  • 直木賞:塩田武士 他

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