大阪桐蔭、圧巻コールド勝ち!4番手投手もすごい!夏の甲子園へ視界良好
大阪桐蔭、高石にコールド勝ちでベスト8進出!
第107回全国高校野球選手権大阪大会で、大阪桐蔭高校が高石高校を8-0(7回コールド)で下し、準々決勝に進出しました。注目は、層の厚い投手陣。この試合で先発を任された背番号11の佐井川湧牙投手(3年)が、圧巻のピッチングを披露しました。
佐井川湧牙投手、7回11奪三振の快投!
左腕の佐井川投手は、7回を3安打無失点、11奪三振という素晴らしい内容で高石打線を封じ込めました。最速145キロのストレートに加え、スライダーとチェンジアップを効果的に使い、打者を打ち取っていきました。「全部、三振を取る」と宣言していた通り、相手打線を圧倒しました。
昨夏に左肩脱臼で戦線離脱した佐井川投手ですが、秋に復帰し、今春に背番号を獲得。西谷浩一監督も「だんだん調子が上がってきているから先発に。もっとできる子」と期待を寄せています。
高石・嶋田主将の決断
一方、敗れた高石高校の嶋田蓮悟主将(3年)は、3回戦で腰を痛め、この試合に出場しませんでした。「仲間の力を信じて任せます」と、ベンチからチームメイトを鼓舞し続けました。五回には大塚紘和選手(3年)がチーム初安打を放ち、嶋田主将は自分のことのように喜びました。「最後まで諦めずに全力で戦ってくれた」と仲間を称え、涙を浮かべました。
準々決勝以降の戦いにも注目
大阪桐蔭は、佐井川投手のような控え投手まで高いレベルを維持しており、層の厚さを見せつけました。準々決勝以降の戦いにも注目が集まります。