エクアドル外相、米中バランスの重要性を強調!日本の投資に期待
エクアドルのソメルフェルド外務・移民相が来日し、NHKのインタビューに応じました。ソメルフェルド外相は、エクアドルの発展にはアメリカと中国という二つの大国からの支援を受け、そのバランスを維持することが不可欠であると述べました。
ノボア大統領の新政権下で初めて日本を訪れたソメルフェルド外相は、投資と貿易の拡大のために、エクアドルは主要な市場との関係を維持する必要があると強調。特にアメリカと中国を重要なパートナーとして位置づけ、両国からの支援のバランスを重視する姿勢を示しました。
ノボア大統領自身も、再選前にトランプ大統領と会談し、再選後には習近平国家主席とも会談するなど、アメリカと中国との良好な関係を維持しています。エクアドルは、両大国との関係をバランス良く保つことで、経済発展を促進しようとしています。
さらに、ソメルフェルド外相は日本との関係についても言及し、100年以上の外交関係があることを強調。両国間の協力分野を拡大し、日本企業からの投資を呼び込みたいという意欲を示しました。エクアドルは、公共部門だけでなく民間企業にも、投資先としての魅力を積極的にアピールしていく方針です。
エクアドルは、米中とのバランス外交と日本の投資を組み合わせることで、持続的な経済成長を目指しています。