王谷晶『ババヤガの夜』米国ラムダ文学賞候補!快挙なるか?

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英国のダガー賞翻訳部門を受賞した作家、王谷晶さんの小説『ババヤガの夜』の英訳版が、性的少数者(LGBTQ)に関する作品を対象とした米国のラムダ文学賞の最終候補に選ばれました。河出書房新社が発表しました。

ラムダ文学賞は、1989年創設のアメリカ最大級のLGBTQ文学賞であり、スーザン・ソンタグ、パティ・スミス、ジャネット・ウィンターソンらも受賞してきた、米国文学界における多様性と表現を象徴する賞です。日本人作家のノミネートは史上初の快挙となります。

受賞作の発表は、10月4日(アメリカ・ニューヨーク時間)にオンラインにて予定されています。

ラムダ文学協会の新エグゼクティブ・ディレクター、J・クラップ氏は、候補作へのコメントとして、「今年のショートリストは、法律や偽情報によってLGBTQ+の物語が攻撃されているこの時代において、私たちの声と、それを乗り越えてきた力強さを映し出しています。」と述べています。

『ババヤガの夜』は、2020年「文藝」秋季号の特集「覚醒するシスターフッド」にて全文発表された作品です。今回のノミネートは、王谷晶さんの作品が国際的に高く評価されていることを示すものであり、受賞への期待が高まります。

『ババヤガの夜』とは?

『ババヤガの夜』は、河出文庫から出版されている王谷晶さんの小説です。詳細なあらすじやテーマについては、河出書房新社の公式サイトや書店でご確認ください。

王谷晶さんの他の作品

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ラムダ文学賞とは?

ラムダ文学賞は、LGBTQ+に関する文学作品を対象としたアメリカの文学賞です。多様な声と物語を奨励し、LGBTQ+コミュニティの文化的な貢献を称えることを目的としています。

今回の王谷晶さんのノミネートは、日本の文学界にとっても大きな喜びであり、今後の活躍が期待されます。

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