JALが空港スタッフの酷暑対策を公開!涼しい秘密兵器とは?
JALグループ、空港スタッフの暑さ対策を公開!
日本航空(JAL)グループは、空港で働くスタッフ向けの暑さ対策を報道陣に公開しました。年々厳しさを増す夏の暑さから従業員を守るため、様々な工夫が凝らされています。
地上係員向け:通気性抜群の開襟シャツ
地上係員には、新たに半袖の開襟シャツが導入されました。素材はポリエステル100%で、従来のシャツよりも薄手で通気性と速乾性に優れています。ジャケットやネクタイ、スカーフの着用も不要となり、より涼しく快適に業務に取り組めます。色は男性用が白、女性用が紺色で、従来の制服と調和したデザインとなっています。
地上作業員向け:冷却ベストで熱中症対策
航空機の誘導や貨物の積み降ろしを行う地上作業員には、冷却機能を備えたベストが配備されました。ベスト内部に空気を取り込むファンに零下40度まで冷える素材が使用されており、涼風が背中から首に吹き抜けます。炎天下での作業による熱中症を防ぐ効果が期待されています。モバイルバッテリーで駆動し、風量や温度設定に応じて4~9時間ほど使用可能です。
JALグループは、これらの対策を通じて、従業員が安全かつ快適に業務に取り組めるようサポートしていきます。酷暑が続く中、JALの取り組みは他の企業にとっても参考になるでしょう。
- 開襟シャツ:通気性、速乾性に優れた素材
- 冷却ベスト:零下40度の冷却素材を使用
- 熱中症対策:従業員の健康を守る