竿燈まつり裏側!担い手増加の秘策&高齢者施設への感動サプライズ
秋田竿燈まつり、新たな魅せ方で担い手不足解消へ!
秋田の夏の風物詩、竿燈まつりが今年も熱気に包まれています。しかし、伝統を守り続けるためには、担い手の確保が不可欠です。そこで、各町内がインスタグラムを活用し、練習風景や舞台裏を積極的に発信することで、新たなファンを獲得しようと試みています。
毘沙門町竿燈会では、インスタグラム開設を機に会員が増加。齊藤千尋さん(36)は「毘沙門町の仲の良さを伝えたい」と語り、SNSを通じてコミュニティの魅力を発信しています。写真や動画を通して、竿燈まつりの熱気や一体感を共有することで、より多くの人々に関心を持ってもらうことを目指しています。
高齢者施設への「出前竿燈」で感動を!
まつり会場へ足を運ぶことが難しい高齢者のために、竿燈の演技を直接届ける「出前竿燈」も実施されています。NTT秋田グループ竿燈会は、特別養護老人ホーム南寿園を訪問し、迫力のある演技を披露しました。
利用者からは「とってもお上手でびっくりしました」「よかった。みんなに出前竿燈を見せたかった」と喜びの声が上がりました。間近で見る竿燈の迫力と、お囃子のリズムが、利用者の心を温かくし、笑顔を咲かせました。
雨天でも開催!会場変更のお知らせ
8月5日朝の雨により、竿燈妙技大会の会場がCNAアリーナ☆あきたに変更されました。天候に左右されながらも、竿燈まつりの熱気は衰えることなく、夜の演技は予定通り午後7時15分から開始されます。
竿燈まつりは、伝統を守りながらも、SNS活用や地域貢献など、新たな取り組みを通じて、より多くの人々を魅了し続けています。今後の展開にも注目です。
関連情報
- 秋田竿燈まつり公式サイト
- 各町内インスタグラムアカウント