橋本聖子JOC会長、広島平和記念式典へ。平和への誓いと今後の活動
日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子会長が、広島市で行われた平和記念式典に参列しました。戦後80年の節目となる今年、JOCとして恒久平和を願う姿勢を明確に示すため、橋本会長が理事会で提案し、今回の参列が実現しました。
JOC幹部も同行、平和への強いメッセージ
式典には、渡辺守成副会長、太田雄貴専務理事、井上康生常務理事らも同行。橋本会長は「共に参列させてもらったことに、大変な意義と価値があると思う。これからもこういう活動を続けていきたい」と述べ、平和への強い決意を示しました。
被爆2世の渡辺副会長の思い
自身も被爆2世である渡辺副会長は、「スポーツにおける平和貢献は、オリンピックムーブメントの一丁目一番地。日本が世界に向かって唯一の被爆国として、スポーツを通じた平和貢献をしていく姿勢を見せたと思う」と強調しました。
長崎の式典にも参加予定、IOCとの連携も視野に
橋本会長は、9日に長崎市で行われる式典にも出席する予定です。また、国際オリンピック委員会(IOC)と協力し、選手や子どもたちに平和の大切さを伝えるプログラムの検討に着手していることを明らかにしました。IOCのコベントリー会長に、被爆地訪問を提案する意向も示しており、今後の活動に注目が集まります。
- JOCとして初の平和記念式典参列
- 橋本会長、平和への強い決意を表明
- IOCとの連携で平和プログラムを検討
スポーツを通じて平和を築き、次世代へ平和の尊さを伝えていく。JOCの新たな取り組みに期待が高まります。