東村山駅130周年!国宝とグルメ街道の歴史散歩で再発見!

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東村山駅開業130周年!歴史とグルメを巡る旅

東京都東村山市は、埼玉との県境に位置し、古くから交通の要衝として栄えてきました。街道が走り、鉄道が整備され、多くの人々や物資が行き交ったこの街の魅力を探る旅に出かけましょう。

歴史を感じる史跡巡り

7世紀半ばには上野国府と武蔵国府を結ぶ東山道武蔵路が通り、鎌倉時代には北関東と鎌倉を結ぶ鎌倉街道上つ道ができました。1895年には東村山駅が開設され、今年で130周年を迎えます。駅前には「東村山停車場の碑」が立ち、駅の設置に尽力した人々の名前が刻まれています。

東村山市には、国宝である正福寺地蔵堂があります。1407年に建立された禅宗様建築で、屋根の反りや花頭窓と呼ばれる美しい装飾窓が見どころです。

鎌倉街道の面影を求めて

駅の近くには鎌倉街道上つ道が南北に走っていたとされています。日蓮が佐渡流刑の際に立ち寄ったとされる宿や、新田義貞が幕府軍と戦った久米川古戦場もこの街道沿いにあったと考えられています。今は静かな道ですが、その歴史は深く、訪れる人を魅了します。

ご当地グルメ「東村山黒焼そば」

新田義貞が倒幕の兵を挙げた際、八国山緑地に陣を構え、敵の目を欺くために夜食の干し飯に炭をまぶしたという言い伝えがあります。この黒い飯がヒントとなり、ご当地グルメ「東村山黒焼そば」が誕生しました。地元の調味料メーカー「ポールスタア」が開発した「東村山黒焼そばソース」を使用し、市内約50店舗で提供されています。ぜひ、その独特の風味を味わってみてください。

東村山駅周辺には、歴史とグルメが詰まっています。130周年を迎えたこの機会に、東村山市の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

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