モントリオールで熱中症死亡!気温低下後も油断大敵!医師が警告
モントリオールで熱中症による死亡例が発生!
カナダ・モントリオールで、気温が低下した後も熱中症への警戒を呼びかける事態となっています。日曜以降、少なくとも1件の死亡例が報告されており、モントリオール公衆衛生局は、気温が下がった後も熱中症の兆候に注意するよう強く促しています。
モントリオール公衆衛生局の報道官、テューダー・マテイ氏によると、6月下旬に気温が急上昇した後、今年は他に5件の熱中症関連の死亡が確認されています。保健機関は、カナダ環境省が市内で熱波警報を発令した日に、熱中症に関連すると疑われる死亡例を緊急医療担当医に報告するよう要請しています。
気温低下後も危険は続く?
モントリオールでは、日曜と月曜に気温が33℃を超え、火曜日の最高気温は34℃に達すると予想されていました。水曜日には29℃まで下がる予報ですが、医療専門家は、熱波の後も数日間は健康への危険が残ると警告しています。
市内の救急病院では、すでに熱中症の症状を訴える患者が見られています。しかし、保健当局は、最も忙しい日は気温が下がった後に来ることが多いと述べています。ウルジェンス・サンテのヴァネッサ・グリロ氏は「数日間、人々は暑さを感じ、体が適応しようとしますが、それが数日間続くと、人々は疲れてきて、状態が悪化し始め、そこでピークを迎えます」と述べています。
熱中症の症状に注意!
つまり、最新の熱波が公式に終わったとしても、あなたの体はまだ危険にさらされている可能性があるということです。熱は、めまい、吐き気、頭痛、脱水症状などの症状を引き起こす可能性があります。特に高齢者、乳幼児、慢性疾患を持つ人は注意が必要です。
モントリオール公衆衛生局は、熱中症の予防策として、以下のことを推奨しています。
- こまめな水分補給
- 涼しい場所に避難
- 日中の外出を避ける
- 軽い服装をする
- アルコールやカフェインの摂取を控える
少しでも体調に異変を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。