万博で何が？一夜明けた「オールナイト万博」騒動の真相！
大阪万博で、大阪メトロ中央線の運転見合わせにより、多くの来場者が足止めされる事態が発生しました。この騒動は「オールナイト万博」と呼ばれ、SNSで大きな話題となりました。一体何が起こったのでしょうか？
交通トラブルで3万人が足止め
8月13日夜、大阪メトロ中央線で送電線の不具合が発生し、一時全線で運転を見合わせました。この影響で、万博会場を訪れていた約3万人が帰宅困難となり、会場やその周辺で一夜を明かすこととなりました。
各パビリオンの「神対応」
交通機関の麻痺を受け、各国のパビリオンが独自の判断で帰宅困難者を受け入れました。ポルトガル館ではビール販売やミートサンドの提供を行い、ドイツ館ではグミを配布するなど、来場者をもてなしました。オランダ館ではミッフィーとの記念撮影会を企画し、チェコ館ではコンサートホールを開放し、屋上で日の出を眺めるイベントを開催しました。これらの対応はSNSで「神対応」と称賛され、大きな話題となりました。
吉村知事の謝罪とSNSの反応
大阪府知事であり、大阪万博の理事でもある吉村洋文氏は、この事態を受け、X（旧ツイッター）で謝罪しました。しかし、一部のユーザーからは「楽しい」という投稿をリポストしたことが波紋を呼びました。
万博アクセスの脆弱性
今回のトラブルは、万博会場への唯一の鉄道ルートである中央線の脆弱性を露呈しました。以前にも同様のトラブルが発生しており、アクセス問題の解決が急務となっています。
まとめ
「オールナイト万博」は、交通トラブルにより多くの来場者が足止めされるという緊急事態でしたが、各パビリオンの迅速な対応や、来場者同士の助け合いによって、一部では非日常的な体験を楽しむ様子も見られました。しかし、アクセスの脆弱性という課題が浮き彫りになったことも事実です。今後の対策が求められます。