祇園花月が閉館!14年の歴史に幕、芸人たちの涙と感謝
京都市東山区にあった「よしもと祇園花月」が、2025年8月18日をもって閉館しました。2011年7月に開館し、約14年間、京都のお笑い文化を支えてきた劇場に、多くのファンや芸人たちが別れを告げました。
祇園花月の歴史と閉館
祇園花月は、かつて存在した京都花月劇場の閉館から24年ぶりに、吉本興業が京都に開設した常設劇場でした。若手からベテランまで、幅広い世代の芸人たちが漫才、落語、新喜劇などを披露し、地元の人々や観光客に愛されてきました。特に、京都オリジナルの「祇園吉本新喜劇」は、多くのファンを魅了しました。
閉館公演は大盛況
最終公演では、劇場名物の「RGがあるあるを歌い続ける」企画が行われ、レイザーラモンRGさんをはじめ、多くの芸人たちが集まりました。祇園花月への思い入れのあるメンバーが勢ぞろいし、会場は笑いと感動に包まれました。近隣の食堂のおかみさんも涙ながらに別れを惜しむなど、地域に根ざした劇場だったことが伺えます。
芸人たちの思い出
閉館にあたり、多くの芸人たちが祇園花月での思い出を語りました。食堂はやしを訪れたCOWCOWの多田健二さんは、「ここのハンバーグが一番おいしい」と語るなど、舞台だけでなく、劇場周辺の飲食店も芸人たちにとって大切な場所だったようです。
今後の京都での公演について
吉本興業は、今後も京都における公演を定期的に開催する予定です。祇園花月は閉館しましたが、京都のお笑い文化はこれからも続いていくでしょう。
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