友風、6年ぶり幕内勝ち越しへ王手!苦難乗り越え自信の相撲!
友風、苦労を乗り越え幕内勝ち越しへあと一歩!
大相撲秋場所11日目、東前頭16枚目の友風が宇良を破り、7勝4敗と勝ち越しに王手をかけました。2019年の名古屋場所以来、実に6年ぶりの幕内での勝ち越しがかかります。
立ち合いから前に圧力をかけ、宇良をはたき込む見事な相撲。NHKの解説を務めた元師匠の琴風氏も「頭で当たった立ち合いが良かった」と絶賛しました。
膝の怪我を乗り越えて
友風と宇良はともに膝の怪我で長期休場を経験しており、土俵上で顔を合わせた際には互いに感慨深いものがあったようです。「同じ経験をした力士として、宇良関の顔を見た時、グッとくるものがありました」と友風は語りました。
過去には右膝の怪我で悶絶する友風の映像を見た宇良が、「なんでこんな映像を流すんだ」と涙ながらに訴えたこともあったそうです。苦しい時期を乗り越え、再び土俵で活躍する姿は多くのファンに感動を与えています。
自信を胸に残り3日に挑む
6年ぶりの幕内勝ち越しに向けて、友風は「その時に比べたら体は別人ですけど、メンタルは確実に強くなっています」と自信をのぞかせます。元師匠の琴風氏も「大けがをしたときはこんな光景は夢にも出てこなかったはず。よくここまでたどりついてくれた」と友風の努力を称えました。
残り3日間、友風の力強い相撲に注目が集まります。
- 2019年名古屋場所以来の幕内勝ち越しへ王手
- 宇良との対戦は、怪我を乗り越えた者同士の感動的な一戦
- 「メンタルは確実に強くなっている」と自信を語る友風