ジョコビッチ、ウィンブルドン準決勝進出!因縁のシナーと激突へ
ジョコビッチ、最多14度目のベスト4進出!
テニスの聖地、ウィンブルドン選手権で、ノバク・ジョコビッチがまたしても偉業を達成しました。準々決勝でフラビオ・コボリを破り、7大会連続、通算14度目の準決勝進出を果たしました。試合は6-7(6), 6-2, 7-5, 6-4という激戦で、ジョコビッチは第1セットを落とす苦しい展開でしたが、その後見事に立て直し勝利を掴みました。
試合中には、勝利目前でジョコビッチが足を滑らせて転倒するアクシデントもありましたが、幸いにも怪我はなく、続くポイントを奪い勝利を決めました。試合後のインタビューでジョコビッチは「コボリは素晴らしい才能を持っている。特にサービスは驚異的だった」と相手を称えました。
準決勝は因縁の相手、シナーとの対戦
準決勝でジョコビッチを待ち受けるのは、世界ランキング1位のヤニク・シナーです。シナーは準々決勝でベン・シェルトンをストレートで下し、2年ぶりのベスト4進出を決めました。ジョコビッチとシナーの対戦成績はジョコビッチが4勝5敗と負け越しており、直近の全仏オープン準決勝ではストレートで敗れています。シナーは勢いに乗っており、ジョコビッチにとって厳しい戦いが予想されます。
しかし、ジョコビッチはウィンブルドンとの相性が抜群です。コロナ禍で中止となった2020年を除き、昨年まで6大会連続で決勝に進出しています。38歳という年齢を感じさせないプレーで、シナーとの激戦を制し、決勝への切符を掴むことができるでしょうか。目が離せない戦いが始まります。
ジョコビッチのコメント
- 「感触さえ良ければ互角に戦えるし、ベストを尽くせば勝てると思っている」
- 「これ以上のチャレンジはない」