小田凱人V!上地結衣は惜敗…ウィンブルドン車いすテニス速報
小田凱人、2年ぶりウィンブルドン制覇!
テニスの聖地、ウィンブルドンで日本人選手の活躍が光りました。車いすテニス男子シングルス決勝では、第1シードの小田凱人選手が、A・ヒューエット選手(イギリス)との激戦を制し、見事2年ぶり2度目の優勝を果たしました。スコアは3-6, 7-5, 6-2。困難な状況を乗り越え、四大大会6勝目を飾りました。
19歳にして世界ランク1位の小田選手は、今大会4年連続4度目の出場。決勝では、ヒューエット選手のリターンに苦しみながらも、粘り強いプレーで逆転勝利を収めました。ファイナルセットでは、積極的な攻めで相手を圧倒し、その強さを見せつけました。
上地結衣、生涯ゴールデンスラムならず
一方、女子シングルス決勝では、第1シードの上地結衣選手が、中国のワン・ジイン選手に3-6, 3-6で敗れ、惜しくも準優勝となりました。上地選手は、今大会初優勝と、日本人女子選手初の生涯ゴールデンスラム達成を目指していましたが、その夢は来年以降に持ち越しとなりました。
上地選手は、過去に8勝1敗と大きく勝ち越していたワン選手に対し、苦戦を強いられました。鋭いリターンエースに対応できず、サービスゲームで主導権を握ることができませんでした。試合後、上地選手は「この敗戦を受け入れるのが難しい」と悔しさをにじませながらも、「来年こそタイトルを獲りたい」と前向きな姿勢を示しました。
- 小田凱人:ウィンブルドン男子シングルス優勝(2年ぶり2度目)
- 上地結衣:ウィンブルドン女子シングルス準優勝
今後の二人の活躍に期待しましょう!