龍谷大平安がコールド発進!プロ注目の鏡悠斗も復帰登板【高校野球京都大会】
高校野球京都大会で、龍谷大平安高校が京産大付高校に9-0でコールド勝ちしました。春夏最多の甲子園出場回数を誇る名門が、令和初の京都大会制覇に向けて好スタートを切りました。
プロ注目の鏡悠斗選手が復帰登板
龍谷大平安のプロ注目右腕、鏡悠斗選手が約9ヶ月ぶりに公式戦のマウンドに復帰し、7回に登板。1イニングを2奪三振無失点に抑える好投を見せました。鏡選手は「直球だけでしたが、いい形でできた。もっと球速を上げたい」とコメント。今秋にはプロ志望届を提出する意向も明らかにしました。
川口知哉監督が夏初勝利
元オリックスの川口知哉監督(45)は、就任後初の夏の白星を飾りました。春に暴力問題で前監督が退職し、コーチから指揮官に就任した川口監督は、「選手の状態はいいので、いつも通りやってくれたらそれでいい」と静かに喜びました。選手とのコミュニケーションを重視し、個々の自主性を尊重する指導が浸透しつつあるようです。
高信春太投手が好投
先発の高信(たかのぶ)春太投手(3年)も3回2安打無失点と好投し、チームの勝利に貢献しました。ピンチの場面でも冷静に対応し、後続を打ち取るなど、安定したピッチングを見せました。高信投手は川口監督について「常に話しやすいように接してくださる」と語り、良好な関係を築いていることを伺わせました。
新たな形で甲子園を目指す
龍谷大平安は、川口監督の新体制のもと、選手一人ひとりの個性を活かし、新たな形で甲子園出場を目指します。名門復活への期待が高まります。