朝白龍、全勝優勝で新十両昇進へ！ケガを乗り越え掴んだ栄光
朝白龍、名古屋場所で幕下優勝！
大相撲名古屋場所で、東幕下3枚目の朝白龍が7戦全勝で幕下優勝を果たし、来場所の新十両昇進を確実にしました。過去には左膝の靭帯断裂という苦難を乗り越え、見事な復活劇を見せています。
千秋楽となったこの日、朝白龍は西幕下40枚目の矢後との全勝対決に臨みました。立ち合いから積極的に攻め、左下手、右上手を引いて寄り切るという圧巻の勝利。得意の右四つとは異なる形での勝利に、本人も「寄っていったことしか覚えてないです」と興奮を隠せない様子でした。
ケガからの復活
昨年秋場所後には左膝後十字靭帯を断裂するという大怪我に見舞われました。手術をせずに自然治癒を待ちましたが、違和感が残る状態が続きました。それでも、基礎運動を中心とした地道なリハビリを続け、徐々に調子を取り戻していきました。
今年の春場所では西幕下15枚目で5勝2敗と勝ち越し、実力を見せつけました。その後、膝の調子が良くなると、部屋の幕下同士の申し合いでは驚異的な20連勝を達成。師匠の高砂親方からストップがかかるほどの圧倒的な強さを見せました。
新十両昇進への期待
今回の幕下優勝で、朝白龍の新十両昇進はほぼ確実となりました。モンゴル出身の朝白龍は、力強い相撲と明るいキャラクターで人気を集めています。新十両として土俵に上がる姿が今から楽しみです。
- 幕下優勝：7戦全勝
- 過去の怪我：左膝後十字靭帯断裂
- 特徴：力強い相撲、明るいキャラクター
今後の朝白龍の活躍に期待しましょう！