青森港400周年!日本丸公開&記念式典の全貌を速報レポート
青森港開港400周年!盛大な記念式典と日本丸の特別公開
青森市は26日、青森港が開港400周年を迎えたことを記念する式典を盛大に開催しました。江戸時代初期、1625年に弘前藩の津軽信枚が幕府から許可を得て米などを江戸へ運ぶ回船を就航させたのが始まりとされる青森港。その歴史的な節目を祝うべく、多くの関係者が集まりました。
式典は青森港の新中央ふ頭で行われ、西秀記青森市長をはじめ、県の関係者など約80名が出席しました。西市長は「青森港は400年にわたり地域の物流、産業、文化の発展を支えてきた。世界に誇れる港町として、さらに発展させたい」と力強く挨拶。テープカットで開港400周年を盛大に祝いました。
さらに、市内の高校生3名が「青森市が世界とつながる結節点としての役割を広げ、魅力あふれる街となるよう、若い世代も学びを深め発信していく」と未来への誓いを述べ、会場は感動に包まれました。
式典に合わせて、国内最大級の帆船「日本丸」が特別公開され、参加者は乗組員の案内のもと、操舵輪やマストなどを見学しました。普段は見ることのできない船内を探検し、歴史とロマンを感じることができました。
関連イベントも盛りだくさん!
- 航空自衛隊三沢基地所属の「T−4」展示飛行
- 新城中学校吹奏楽部の演奏
- キッチンカーによるグルメ
- 自衛隊車両・装備品の展示
27日まで新中央埠頭で「日本丸」の一般公開が行われ、グルメや自衛隊の展示も楽しめます。この機会にぜひ青森港へ足を運んでみてください。
青森港は、北前船の寄港地、青函連絡船の就航地として重要な役割を担い、昨年は洋上風力発電導入の基地港湾に指定されました。400年の歴史を経て、新たな未来へと向かう青森港の今後に注目です。