芸能界の巨星逝く…ケイダッシュ川村会長、渡辺謙ら2500人が涙の別れ
大手芸能事務所「ケイダッシュ」の川村龍夫会長が7月30日に逝去され、8月5日に東京・護国寺で通夜が営まれました。会場には、所属タレントや芸能関係者など、2500人もの人々が参列し、日本の芸能界を支えた巨星との別れを惜しみました。
渡辺謙、恩人との別れに言葉を詰まらせる
同事務所に21年間所属していた俳優の渡辺謙さんは、「今の自分が仕事ができているのは川村さんのおかげ」と、恩人との別れに言葉を詰まらせながら追悼の言葉を述べました。渡辺さんは、白血病の治療や胃がんが見つかった際にも川村会長から手厚いサポートを受けたと語り、「本当に僕の危機的な状況を救っていただいた」と感謝の思いを伝えました。
堺正章「頭が混乱している」突然の訃報に言葉を失う
長年ケイダッシュで仕事をしてきた堺正章さんは、焼香を終えた後、「頭が混乱している」と突然の訃報に大きなショックを受けた様子でした。亡くなる一週間前に会った際には元気だったといい、「まだまだ元気にやってもらえるんだろうなと思っていた」と、川村会長の早すぎる死を悼みました。
会場には著名人が多数参列
通夜には、高橋克典さん、郷ひろみさん、和田アキ子さん、内田有紀さん、小栗旬さん、藤原紀香さん、小林幸子さんなど、数多くの著名人が参列し、川村会長との別れを惜しみました。また、元プロ野球選手の清原和博氏やプロレスラーの蝶野正洋氏など、スポーツ界からも多くの関係者が訪れました。
祭壇は白を基調としたシンプルなデザイン
祭壇は、ダリア、バラ、ユリ、胡蝶蘭などで形作られた白を基調としたシンプルなものでした。遺影は、2016年6月に千葉・浦安の三社祭で神輿を担ぐ笑顔の写真が使用されました。会場内外には、1000基もの供花が並び、川村会長の偉大な功績を偲びました。
アントニオ猪木のテーマ曲が流れる
会場では、川村会長がマット界にも深く関わっていたことを示すように、アントニオ猪木さんの入場曲「イノキボンバイエ」がBGMとして流されました。