井上祐貴:『べらぼう』松平定信役!渡辺謙との秘話と役作り
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で松平定信を演じる井上祐貴さんに注目が集まっています。ドラマでは、寛政の改革を行う人物として、主人公・蔦重(横浜流星さん)に大きな影響を与える役どころです。
渡辺謙との出会い
井上さんは、カツラ合わせの日に渡辺謙さんと初めて会った際のエピソードを明かしました。「『松平定信役の井上です』と挨拶させていただいたら、『あ、お前か!』みたいな感じで返してくださって、それまでガチガチに緊張していましたが、いい意味で心が軽くなりました」と語っています。劇中では対立する関係性ですが、現場では大先輩との会話を楽しんでいるそうです。
役作りへのこだわり
井上さんは、松平定信を「面倒くさい人」と表現しています。「世の中を良くしたい」という信念はありますが、言い回しが理屈っぽく、政策の進め方も独特だと感じているそうです。そのため、演技ではセリフを早く話すように心掛けています。また、定信は本が好きでオタク気質な部分もあるため、難しい単語に苦戦しながらも、そのイメージを表現しようと努力しています。
今後の展開
ドラマでは、松平定信が蔦重に立ちはだかる存在として描かれる可能性があります。しかし、井上さんは「ドラマ的には主人公に立ちはだかる存在かもしれませんが、定信自身は蔦重の壁になろうと考えているわけではない」と語っています。今後の展開で、定信がどのように蔦重と関わっていくのか、目が離せません。
参考資料
- 大河ドラマ『べらぼう』公式サイト
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