浅間山・白根山に警戒!長野県の火山活動最新情報と防災対策

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長野県民必見!浅間山と白根山の火山活動状況

長野県と群馬県の県境に位置する浅間山と白根山で、火山活動が活発化しています。気象庁は両山に対し、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を発表し、警戒を呼びかけています。

浅間山の状況

気象庁によると、浅間山では火山性地震が昨年4月中旬以降、増加傾向にあります。9月13日には49回、14日には47回、15日午後3時までに21回の火山性地震が観測されました。山体西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、昨年5月以降停滞しています。火山ガスの放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いていますが、今年6月ごろから徐々に減少しています。

気象庁は、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するとともに、地元自治体などの指示に従い、危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。

白根山の状況

一方、群馬県にある草津白根山の「白根山」(湯釜付近)でも、噴火警戒レベルが2に引き上げられています。火山性地震の回数は、13日が4回、14日が11回、15日は午後3時までに2回でした。気象庁は、湯釜火口からおおむね1キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

防災対策の徹底を

火山活動の活発化に伴い、長野県内では防災意識が高まっています。各自治体では、ハザードマップの確認や避難経路の確認など、防災対策の徹底を呼びかけています。また、登山や観光などで山に近づく際は、最新の情報を確認し、安全な行動を心がけましょう。

信濃毎日新聞は、引き続き火山活動の状況や防災に関する情報を速やかに報道してまいります。

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