選択的夫婦別姓、栃木選挙区候補者の主張は?参院選で注目の争点!
参院選栃木選挙区、候補者の夫婦別姓に対する姿勢が鮮明に
7月20日に投開票される参議院選挙の栃木選挙区では、選択的夫婦別姓制度の導入が重要な争点の一つとなっています。各候補者がこの問題に対してどのような考えを持っているのか、詳細を見ていきましょう。
候補者それぞれの主張
- 大森紀明候補(参政党・新): 戸籍制度の混乱や家族の一体感の喪失を懸念し、夫婦同姓を維持しつつ、旧姓の通称使用を認める法制度の拡充を主張。
- 板津由華候補(立憲民主党・新): 現政権の議論先送りを批判し、多様な家庭の在り方を認めるべきだと訴え、選択的夫婦別姓の早期実現を強く求めています。
- 高橋克法候補(自民党・現): 子どもが親と別姓になる可能性を指摘し、家族制度の基本を守りつつ、旧姓の通称使用に法的根拠を与えることで不都合を解消するべきと主張。
- 福田道夫候補(共産党・新): 夫婦同姓の強制がアイデンティティーの喪失や経済的不利益をもたらすと指摘し、経済界も巻き込んだ国民の強い要求として、選択的夫婦別姓の即時実現を訴えています。
- 高橋真佐子候補(NHK党・新): 子供と親の絆が弱くなることを懸念し、通称名で十分だと考えており、離婚率を高める原因になる可能性も指摘。
- 笠間信一郎候補(無所属・新): 回答なし。
このように、各候補者の主張は大きく分かれており、有権者はそれぞれの考えを比較検討し、投票行動に反映させることが重要です。選択的夫婦別姓は、個人のアイデンティティーや家族の在り方に関わる重要な問題であり、今後の議論の行方が注目されます。
高額療養費制度の見直しも争点に
今回の参院選では、高額療養費制度の見直しも重要な争点となっています。医療費の支払いを抑えるための制度ですが、政府は負担上限額の引き上げを決定し、患者団体や野党から反発を受けています。立憲民主党、共産党、参政党、NHK党の各候補は引き上げに反対しており、自民党は「どちらともいえない・無回答」を選んでいます。
参院選栃木選挙区では、選択的夫婦別姓制度と高額療養費制度の見直しという二つの重要な争点があり、有権者は各候補者の政策をしっかりと見極める必要があります。